「かかりつけ医のための発達が気になる子どもへの対応と支援のヒント」のご案内
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この度、かかりつけ医の皆様に向けて、発達障害児の早期受診・早期支援のための冊子を発刊することとなりました。
対象となるお子さんや保護者の方への支援に是非ご活用ください。
執筆者 | 静岡市発達障害者支援センター所長 前田 卿子 |
本著の目的 | 子どもに言葉の遅れ、多動・かんしゃく、しつけにくさ、同年齢の子どもとうまく関われないなどを親が気づき心配し始めた場合、また周囲から問題を指摘された場合、家族が最初に相談することが多いのはかかりつけ小児科です。発達を専門にする機関、専門医は少なく、親の方も受診をためらうことがあります。 最初に相談された小児科医の先生方が親にどのように評価・説明をし、お子さんへの対応をすればよいかを本書では解説しましたので、臨床の場面でお役に立てて頂ければ幸いです。 |
解説と活用の紹介動画 | 動画の視聴はこちら ※この動画は、令和5年度 清水医師会発達障害勉強会で講演したものです。 (Webでの視聴用に編集しております。) ※YouTubeの限定公開機能を使用しております。広告が入る場合がございますが、ご了承ください。 |
本著の内容 | 総論【1】早期支援の意義と小児科医の役割 【2】発達のアセスメントと保護者への伝え方 1)M-CHAT質問紙(日本語版乳幼児自閉症チェックリスト修正版) 2)PARS(広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度) 3)問診によるチェック項目 4)健診後のフォロー:サポートファイルの活用 5)遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表 使用例 6)園での表れチェックシート 各論【第1章】言語発達の遅れ 【第2章】自閉スペクトラム症(ASD) 1)発達障害者支援法 2)自閉スペクトラム症(ASD)とは 3)ASDの特徴 4)年齢ごとの早期徴候 5)年齢別スクリーニングの方法 6)保護者への支援 7)園での様子を評価 【第3章】注意欠如・多動症(ADHD) 1)ADHDとは 2)評価と診断 3)保護者への支援と治療 4)子どもへの対応 【第4章】就学に関して 2)特別支援教育とは 3)就学前の進路相談の流れ 4)就学前の保護者の懸念とその対応 【第5章】発達障害児への薬物療法と注意事項 本著のデータはこちら(PDFデータ) |